お尻が大きくなる理由とは？
お尻が垂れる理由は、筋肉の衰えが主な原因だと別のページでお伝えしました。
ではなぜ女性は下半身を中心に太っていくのでしょう？
このページではお尻が大きくなる理由や下半身が太る主な原因についてご紹介いたします。
骨盤の前傾
骨盤の歪みについては『お尻が垂れる原因』でもお伝えしました。骨盤が歪むことによってむくみや下半身太りを引き起こすという話でした。これに加えて骨盤が前傾している状態も、お尻が大きく見える要因です。
骨盤前傾とは、骨盤が前に傾いている状態のこと。骨盤が前傾すると腰が後ろの反り返ってしまいます。いわゆる反り腰の状態です。
反り腰になると太ももの前側にボリュームが出てきます。しかもこの筋肉はとても硬いです。腰が後ろに反っているぶん横から見るとお尻がとても大きく見えます。また下腹部に脂肪がつきやすくなるのも特徴です。いわゆるポッコリお腹です。
このように骨盤が前傾すると、お尻が大きくなるだけではなく、下半身全体が太くなりバランスの悪い体型になってしまうのです。
セルライト
セルライトとは肌の表面がボコボコしている脂肪のことです。お尻やお腹、太ももなどにできることが多いです。
セルライトは老廃物と水分と脂肪細胞がくっつくことによって発生します。セルライトができる原因は血液やリンパの流れが悪くなることですが、セルライトができてしまうと血流やリンパの巡りがさらに悪化するという悪循環に陥ります。
また、セルライトは放っておくと、どんどん大きくなるという性質があるので、お尻や太ももがさらに太っていってしまうのです。
セルライトの取り方については以下のページに掲載しています。
下半身が太る原因について
女性が男性に比べて下半身に脂肪がつきやすいのには理由があります。
私たちが食事から摂取する栄養素には脂肪や糖質なども当然含まれています。過剰に摂取した脂肪や糖質は、血液によって運ばれ、必要なときまで脂肪細胞に貯蔵されます。
この貯蔵される場所が男性と女性とで異なる傾向があるのです。男性の場合はお腹や内臓まわりに溜め込まれ、女性の場合はお尻や太ももなどの下半身に溜め込まれる傾向があります。
また、脂肪細胞には脂肪の放出や貯蓄をコントロールするレセプターが備わっていて、女性の下半身は上半身に比べて約6倍も、脂肪が貯蓄されやすいという特徴があります。
ダイエットをしても上半身ばかり痩せて、下半身が一向に痩せていかないのはこういった理由があるからです。
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