骨盤を安定させる筋肉とトレーニング方法
骨盤を安定させるには、体幹のインナーマッスルを鍛える必要があります。
体幹(たいかん)というのは胴体部分のことです。
この胴体部分のインナーマッスルは「インナーユニット」と呼ばれています(インナーユニットは、横隔膜・腹横筋・骨盤低筋群・多裂筋という4つの筋肉の総称)。
このインナーユニットを鍛えることで、骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という重要な関節が圧迫され、骨盤自体の安定性が高まるのです。
骨盤を安定させるトレーニングの方法
インナーユニットを鍛えるトレーニングの中で、最も手軽に行なえる方法をご紹介します。
「ドローイン」というトレーニングです。
ドローインはとても簡単で、腹式呼吸を行ないながら、お腹を膨らませたりへこませたりするだけです。
詳しいやり方をご説明いたします。
仰向けになり両ひざを立てます。手は体の横に自然に置いてください。
この体勢のまま、鼻からゆっくりと息を吸い込み、お腹を膨らませます。5秒間かけてお腹を目一杯膨らませてください。
次に、口からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませていきます。
お腹のインナーマッスルが引き締まっていることを意識しながら、5秒間かけて限界までお腹をへこませてください。
これを1セットとして5回繰り返します。
ドローインは椅子に座っているときや、立っているときなどでも行なえるトレーニングなので、仕事の合間などにも実践してみてください。
ウエストの引き締めにも効果があるので非常におすすめです。
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